【FF14】相棒の猫と、また旅(マタタビ)をはじめました!めくるめく萌ゆる日常をゆるりゆるりと書いていきます。
 リンゴの記憶 (最終話)
2017年09月16日 (土) | 編集 |
ついにリンゴのキャンドルが完成した!

母の元へと足を運ぶリアルクラフターやっくん。
リアルクラフターの話に繋がる「リンゴの記憶」は、いよいよクライマックス!
ノンフィクションでお送りしております!


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まだ読んでいない方はこちらから先に読んでね
  ↓
リンゴの記憶 (第一話)

リンゴの記憶 (第二話)

リンゴの記憶 (第三話)

それでは「リンゴの記憶(最終話)」

どうぞお楽しみ下さい。


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20170915_028.png

長年1人暮らしをしている母の元までは、片道3時間。

「ちょっと今から帰るね~。」

っていうには腰が重い距離。

前回会ったのはいつだったろう・・・。



それよりも・・・・これな~。
覚えているだろうか。私自身、3歳くらい?の曖昧な記憶だが、もしかしたらそれだって怪しい。
まだカレンダーの見方も分からないような幼き頃の思い出。

内心ドキドキしながら実家へ帰った。


「おかえり~!」


母は得意の唐揚げを用意して待っていてくれた。

うちは、昔飲食店を経営しており、唐揚げは母の得意料理だ。
市販の唐揚げ粉は使わず、小麦粉を使い、ショウガやニンニクをすり下ろした醤油ベースの鳥の唐揚げである。

夜も遅くに到着したので、母は少しお酒を飲んで上機嫌だ。


最近の話から始まり、懐かしい学生の頃の話となったので、いよいよ思い切って切り出してみた。


「ねえ、お母さん。私が小さい頃、リンゴの蝋燭って作ったことある?」


「りんごの蝋燭?うーん・・・覚えてないな~。」


あっさり返されてしまった。

でもここで引き下がるわけにはいかない。



「じゃあ、だるまさんがころんだ。って言ったら?」



一瞬、母の顔が固まる。



「赤い蝋を溶かしてね、『だーるーまーさーんーがーこーろーんーだ!』って言いながら水につけるの。」



「やっくん、それ・・・・」



大きく見開いた母の目尻に、シワができた。


「う~ん、多分3歳くらいだったと思うんだけれど、お母さんがそう言いながら赤い蝋燭を作ってたのを覚えているんだ。そして、できた蝋燭は茶箪笥にしまってあってね、私はそれがとても欲しかったんだけれど、お母さん捨てちゃってさ~。実は、それがずっと欲しかったんだよね~。」



「覚えているよ。というより、今思い出したよ!驚いた。それ多分、まだ2歳くらいの時の話かもしれないよ。」



「当時、教育番組で蝋燭をつくるコーナーをやっていてね、ポン〇ッキだったかな~。「だるまさんがころんだ」って言いながら作るのを見て、ちょっと面白そうだな~って思ってね。仏壇のいらなくなった小さな蝋燭をおばあちゃんからもらってきて集めて作った記憶がある。あぁ・・・そうそう。赤い蝋燭ね。クレヨンを溶かして色付けしたやつ。あれはリンゴなんかじゃない。たまたまそんな形になっただけで、ただの赤い丸い蝋燭だった。」





思い出してくれた!!!!





「懐かしい」と喜ぶ母に、ほっと安心して紙袋を手渡す。




「これはなに?」


「あけてみて。」



そして、不思議そうに包装紙をあけた母は、リンゴのキャンドルを見た途端、心底驚いたような表情になった。



「どうしても、あのリンゴの蝋燭が欲しくてね~、友達に協力してもらって一から作ってみたんだ。それ、お母さんにあげるよ。」


やっくんがニヤニヤしながら母を見ていると、母は顔をおさえて台所に行ってしまった。


いや、泣いてるの丸わかりだからwwwww







「まったく、お前はなんて子なの!」


落ち着いて戻ってきた母は、困ったような嬉しいような複雑な顔をしていた。


「まさか、あんなに小さかった時の事を覚えていて、しかもこんなに上手なりんごの蝋燭を作って持ってくるだなんて。」



「いい匂いがするでしょ。アロマキャンドルって言って、仏壇の蝋燭よりはちょっとマシかもよ?」



母は、プっと笑ってリンゴのキャンドルを包んでしまった。




「えー、しまっちゃうのー?」



「ちがうよ。」


「あとで茶箪笥に飾るんだよ。」



「捨てないでよね~wwww」


「捨てませんw」



20170915_029.png






だーるーまーさーんーがーこーろーんーだ!



「リンゴの記憶 (最終話)」 おわり



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<あとがき>

最後まで読んでくれてありがとう。
今回、FF14のイベントに参加し、色々な偶然が重なり、フレの協力を得て最終的には母を喜ばせてあげる事ができました。
って書くと、だいぶざっくりで強引かもしれませんがw
リアルクラフトには、人を感動させる魔法がかかっているようですね。

今回、母はとっても喜んでくれましたが、たとえそれが上手に出来たものだろうが、そうでなかろうが、多分同じように感動してくれたんじゃないかな~って思います。
これからも、自分のスキルをさらに高めて、沢山の人に感動を伝えられたらいいですね♪
リアルクラフター万歳!

そして協力してくれたリリ助、Special Thanks!
ずっと良い友達でいてください♪

Yakkun Mercury







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