【FF14】相棒の猫と、また旅(マタタビ)をはじめました!めくるめく萌ゆる日常をゆるりゆるりと書いていきます。
 リンゴの記憶 (第二話)
2017年09月14日 (木) | 編集 |
と言う事で、リアルクラフターの話に入っていくんだな。

まだ読んでいない方はこちらから先に読んでね
  ↓
リンゴの記憶 (第一話)


それでは「リンゴの記憶(第二話)」です。
どうぞお楽しみ下さい。


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「やっくんどうぞ上がって~!」


「お邪魔しま・・・て、ちょっと待てリリ助!!」



クラシカルな上品な革のソファー。
所々に色とりどりの可愛い蝋燭が並んでいて、室内はFF14の曲が流れていた。
まるで蝋燭のおとぎの国に迷い込んだような気分だ。


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「どういう事なの!?」


「エヘヘ~。」



多くは語らず、リリ助はよく冷えたお茶と、美味しそうなリンゴを丸ごと一個持ってきて、ゴトっとテーブルに置いた。




「リリ助~。いくら何でも、丸ごと一個のリンゴを茶菓子にするのは品がないって・・・」


「やっくん、触っていいよ?」



「え?」



よく見ると・・・


なっ?!
えっと、 コレ、リンゴじゃない?!!



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いや、リンゴだけど!どう見てもリンゴだけれど!!!

びっくりして目の前に置かれたリンゴを手に取るやっくん。



ズシリとした重みが手に染み込んできた。

本物のリンゴと同じような感触。




(どう?触れたでしょw)




そんなドヤ顔を見せたリリ助は



「やっくんには今からコレを作ってもらいまーす!」


と言いながら、1枚の紙をやっくんの目の前に置いた。


「リリ助・・・。」




言葉に詰まるってのはこういう事を言うのか。



そこには細かく丁寧に書かれた

やっくん専用のリンゴの形をしたキャンドルのレシピ

が綴られていた。


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バカヤロウコノヤロウ!
不覚にも涙が出そうになったじゃないか!



でも、そんな自分を見られるのは恥ずかしいので、お茶を一口頂いて誤魔化す。





「汚れるといけないからね。」


はいっ!っと手渡されたクラフターズエプロン。




(こ、これをやっくんが着けるのか!?)



「やっくん可愛いよ~!!」




有無を言わさず『ドキンちゃん』の絵柄のエプロンを着させられた。






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感動も束の間、今度はなんか違う涙が出てきたよリリ助・・・。






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「キャンドルを作るには、型を作って流し込んだり、やっくんのお母さんがやったような水で冷却しながら少しずつ大きくするものとか、とにかく色々な方法があるんだけれど、今回作るのはリンゴのキャンドルという事なので、手でこねこねしながら作るタイプのものを用意したよ!」



得意満面にキャンドルの説明をはじめるリリ助先生。



「へぇ~、そうなんだ~。色々あるんだなぁ~!」





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「では最初に、元となるパラフィンワックスを溶かしていくね!」

「先生よろしくお願いします!」

「よろしくー!」



先生は、慣れた手つきでワックスの量を取り分け、やっくんに測りにかけるよう促す。
その後、必要量が鍋に入った所でワックスを加熱していった。


温度が重要なんだそうだ。


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次にリンゴの色を出すために、赤色の着色剤をちょっと多めに溶かしていく。

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今回作るのはアロマキャンドル。
好きな香りのアロマオイルを選んでいいと言われたので
「PRECIOUS LISS」という甘い上品な香りのするフレグランスを選んで投入した。


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染色剤がしっかり溶けて馴染んだところで、火からおろしパラフィンを割り箸で手早くかき混ぜながら冷ましていく。
すると、だんだん冷えたところが硬化してポロポロとした塊になっていく。


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「なんかイチゴのシャーベットみたいw」


だるまさんはころばないけど、この作り方もすごく楽しい作業だ。



ちなみに、リリ助先生はドキンちゃんの妹「コキンちゃん」のエプロンをつけている。


嘘泣きの名人らしい。





さて、いよいよ形成作業だ。

シャーベット状のパラフィンをラップを張った半球の容器に入れて包み込む。

ここからは直接手で触っての作業。



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「あちwあちww」



イチゴのシャーベット似のそれは、シャーベットとは似つかないほどの熱を帯びている。



こいつを急いで丸い形に形成しなければならないわけだ。



時々汁が割れ目から漏れ出してラップの内側で硬化を繰り返す。



熱い!

熱いよっ!




丁度その時、タイタンの曲が流れてきた


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空気読みすぎだろうw


リリ助先生は、ニコニコしながらその様子を見ている。


「いい曲が流れてきたね~。」


おまいは鬼か、タイタンかwww



やっくんがしばらく格闘していると


「この形成が、ある程度きちんとできていると綺麗なリンゴの形になるよ~。でも手早くやってね!」


とのアドバイスが!




「わ、分かった、頑張るw」



「まあ、結構適当な丸でも大丈夫なんだけどね。」



どっちだよ!!!!












そしてできあがったのは・・・














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お世辞にもリンゴとは呼べない、なんとも歪な球体だった・・・・・・。








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リンゴの記憶 (第三話)へ続く





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