【FF14】相棒の猫と、また旅(マタタビ)をはじめました!めくるめく萌ゆる日常をゆるりゆるりと書いていきます。
 #2 アザレアの鉢植に 込められた想い
2016年05月10日 (火) | 編集 |
こんにちわ!やっくんです。

今日のお話は 『#1アザレアの鉢植に 込められた想い』 の続編になります。
まだ読んでいらっしゃらない方は先にこちらからどうぞ。
→ 『#1アザレアの鉢植に 込められた想い』 



5月8日(日)、それは1本のメールから始まりました。

一生懸命僕達を育ててくれた母に、母の好きな花を届けたい・・・。
そんな1人の青年の想いから始まった、素敵なサプライズ企画。

嬉しくて、悲しくて・・・でもとても温かい、ノンフィクションの素敵なお話です。

それでは第2話。
どうぞごゆっくりとお楽しみ下さいませ。



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20160509_007.png



いずみちゃんとの出会い、それはもう大分昔の話、FF11をプレイしていた頃の話だ。


サーチ機能をかけると、いつも似たような時間にログインしているタルタル。
FF14の世界で言う、ララフェルと同じような種族。



丁度LS設立の時、私の募集シャウトを見て

い「一緒に遊びたいです。」

と声をかけてきてくれたのがいずみちゃんだった。



いずみちゃんは、とても温和な白魔導士。
PTに誘われると、自分でやっていた遊びも中断して

い「いこう!いこう!」

と言ってくれる、そんな仲間思いの素敵な女性だった。

20160509_009.png


緑色の髪の毛というめずらしいキャラメイクのタルタル


や「あ、ごめん。トンベリかと思ったらいずみちゃんか~。」

と言うと

い「も~!やっくんたら~っ!w」

って、優しくぷーたれるそんな姿が愛らしい。


20160509_008.png


どんな無茶ぶりなPT構成だろうが、枠にとらわれずに楽しもうとする姿に共感。
「黒黒黒黒黒白白白白赤忍」とかいう、わけの分からない構成でプロミヴォンのボス戦に挑んだあの日も、今となっては懐かしい思い出。


毎日が楽しかった。
そんな日常が当たり前だった。


ゆるゆると流れゆく、心地よい時間に溺れていた私達。




だが、確実にそれは近付いていた。
本人の、そして私達の知らない所で・・・。





改変





前触れもなく悪魔は光臨する。




ある日の事・・・
突然、LSのBBSにいずみちゃんの書き込みが入る。




**********

投稿者:izumi 投稿日:2012/09/27(Thu) 21:13 No.XXXX

用件:【緊急連絡】

すみません。
いずみとネオンですが、諸事情でしばらくログインできなくなりそうです。
落ち着いたら戻りますので、よろしくお願いします。

**********





普通の人が見たら、何気ないBBSの書き込みだ。
リアルの事情でログインできなくなるなんて、よくある話。

・PC環境が変わってログインができない。
・仕事が忙しくなってログインができない。
・ゲームシステムの不具合でログインできない。
・転居するのでログインできない。


などなど。

今までだって、休止に入ったフレは沢山いた。



けれど・・・・



私はこの書き込みに、とても嫌な予感がした。

思い過ごしだと良いのだけれど・・・


なんだ?この動悸は・・・・。



いずみちゃんとは、リアルでは1回だけ会った事がある。


やっくんが実家に帰る時、ちょっとだけ回り道すれば会える距離という事が分かり、その時いずみちゃんとネオンちゃん、娘ちゃん3人とプチオフ会をしたのだ。


とはいえ、やはり他県をまたがってのオフ会であり、そうは頻繁に行き来はできない現状。
なので、実際に会ったのはこれが最初で最後。


リアルフレンド・・・と言ってしまうには、まだ回数が浅いお付き合い。


けれども・・・・数年間、同じゲームをプレイしているからだろうか。
私には、この短い文章の中に違和感しか感じないのだ。


私は、すぐにいずみちゃんに電話をした。


や「何があった!?」


い「やっくん・・・・どうしたの?」


出た。


とりあえず、いずみちゃんが電話に出てくれた事にホッとした。


や「あ、いや、なんかね・・・BBS読んだから。けど、いずみちゃんの文章じゃないような気がして・・・。何かあったかなって?」


い「あ、もう読んだんだ。早いね、びっくりした。ごめんね~、気を使わせちゃったかな。」


でもホッとしたのも束の間、次の言葉に頭が真っ白になる。


い「実は・・・、主人が亡くなりまして・・・。」


え・・・?


や「亡くなった・・・って・・・・どういう・・・赤猫さんが?」


亡くなったってどういう事?

今、亡くなった・・・いずみちゃんがそう言った?私の聞き違い?

ゲームで・・・?

いや、それとも・・・

ゲームの中の話であって欲しい・・・。
だけど、それだと辻褄が合わない。



だって私は・・・一昨日ゲーム内でフレンドサーチした時、、、
私のフレンド枠内にはご主人の赤猫さんのネームを見たばかりだ。


その日、赤猫さんは、低レベル帯でいずみちゃんと2人PTで遊んでいた。

仕事が忙しく、いつもは時間が合わずに遊べていない、赤猫さんといずみちゃん。


(今日は、めずらしく二人でログインしているんだな~。邪魔しちゃ悪いな。)


そう思って、その時私は2人に声をかけずに、そっとサーチウィンドウを閉じたのだ。


い「なんか、今朝・・・・会社から電話があって、椅子の横に倒れていて・・・・朝、出社した社員さんがそれを見つけてくれて・・・・でももう、その時にはすでに・・・。」


いずみちゃんの声が上擦った。


い「でね、だから、しばらく皆とは会えなくなっちゃったの・・・。連絡できる手段がBBSしかなくて・・・ごめんね。」




最後の方は、もう聞き取れなかった。


そんな、突然、そんな事・・・


頭の中がぐっちゃになる・・・。


あの時、私がサーチした時に、いずみちゃんに声をかけていれば・・・

赤猫さんに声をかけていれば・・・



や「久しぶりのログインだね!元気だった?」



そんな風に、たった一言だけでもテルを飛ばしていたならば・・・

時間軸が少しずつずれて・・・

生活時間が少しずつずれて・・・

もしかしたら・・・

何かをきっかけに・・・・


助かったのではないか?


その後、いずみちゃんと何を話したのか、どうやって電話を切ったのか、私の記憶は飛んでいて今となっては思い出せない。

しばらく、いずみちゃんと話をした後、皆にこの事を伝えてよいのかを確認し、いずみちゃんと仲が良かったフレにすぐに個別に連絡をまわした事だけは覚えている。



MMOでフレンドになったLSメンバー達。
日本全国、それぞれ離れた所からログインしており、実際に会って話ができたフレは数少ない。



けれども、同じゲーム内で、同じ時間を共有し、冒険し、時にはリアルの悩みなんかを話したりもして、リアルの友達と比べたら、精神的にはもっずっと近い所にいる人たちが多い、不思議な関係。



皆に連絡を取ると、皆すぐに繋がった。
もう、夜の0時をまわっているのに、電話をかけてきてくれる人。
その間「心配している」といった内容のメールも沢山私の元に届いた。



そして、みんなから少しずつだけれど・・・と言って「お線香代」が私の通帳に振り込まれた。



いずみちゃんに会いたい、けれど会えないから・・・



やっくんお願い!

皆の想いをいずみちゃんに伝えて!!





LSメンからの悲願のメッセージ。



そして、私はいずみちゃんに再び連絡をとった。


や「LSのみんなから託されたものがある。

・・・いずみちゃん、会いに行って良い?」




 『#3 アザレアの鉢植に 込められた想い(最終話)』に続く 




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